私はとても節約が好きな人間です。
- 憧れの曾祖母の部屋
- 靴下だって繕えばまだまだ履けるんだから
- シンプルライフは心の平穏をもたらす
憧れの曾祖母の部屋
小さい頃は、私たち子供と両親・祖父母・曾祖母の4世帯で一緒に暮らしていました。
祖父母は大正生まれ、曾祖母に至っては明治生まれでした。
戦争も経験し、何も無い時代も生き抜いてきた逞しいおじいちゃんにおばあちゃんでした。
特に曾祖母には可愛がってもらい、学校から帰ると直ぐに曾祖母の部屋で一緒にテレビを観ていたものです。
六畳一間に半軒の押し入れ、部屋の中には布団とテレビと小さな和箪笥が一つあるだけの質素な所です。
下着も着物も洗い替えが少しある位で、持っていたものを思い出す方が難しい位です。
でも、そんな曾祖母の暮らしが、私の憧れであり目標でもあります。
兎に角、買わない・捨てない ひぃおばあちゃんでした。
今でいう、シンプルリストのシンプルライフですね。
靴下だって繕えばまだ履けるんだから
私が子育てしているとき、子供たちの靴下やズボン(とは言わないか)の膝小僧をよく繕っていました。
子供たちも、穴が開いてもお母さんが直してくれると思っていたようで、新しく買ってほしいとは言わなかったように思います。
(もしかしたら家計を心配してくれていたのかも知れませんが)
買ったものに ひと手間加えると、これがとても愛おしくなるのです。
余計に捨てられなくなります。

随分してからダーニングというお洒落な繕い方があると知りました。
もっと早く知ってたらね。
あれもこれもダーニングしたさに穴だらけにしていたかも(笑)
ダーニング:ヨーロッパで伝統的に行われている補修の針仕事です
シンプルライフは心の平穏をもたらす
心理学者ではないので詳しい根拠はわかりませんが、そんな私でも片付いた部屋は頭も心もすっきり爽やかになります。
歳を重ねると荷物の置きっぱなしには特に注意したいものです
自宅での怪我って結構ありますよね。
柱に小指がーーー💦
よくあるやつです。
物が少ないと掃除がとても楽ちんです。
それに私は、金銭的な不安を抱えることも多かったせいか、支出が多いとストレスになってしまいます。
先月も服買ったくせにね..
ゔーーーー耳が痛い…
そんな私が欲しいものを購入する際に私が気を付けていることがあります。
それは”物の寿命を考える事”
例えば、この鞄を購入したら何年使えるだろうか、5年は使えるかな。
と考えるわけです。
そして同じ用途の物は購入しないと決めています。
仕事用バッグ、お出かけ用バッグ、お使いバッグ、それぞれ所有は1点のみです。
5年は使えるということは、その間 同様の鞄は購入できないということです。
さあ、そうなると購入のハードルが上がります。
1年で流行が終わってしまうバッグだったら大変です。
よく吟味しなければ、明日もっと素敵なバッグに巡り合えるかもしれません。
だから私の携帯のメモには、たくさんの「欲しいものリスト」が保存されています。
なんて欲深い(笑)
いつかお気に入りが見つかるまでのお楽しみです。
「うんうん分かるわ~」と納得していただいたり、
「どうしても直ぐに買い物をしてしまうのよね~」
という方の心が、少しでも楽しく晴れやかになっていただければ嬉しいです。